交通安全教室　開催

2023年6月
名古屋市内の小学校にて、交通安全教室が行われました。
小学生になると行動範囲が広がり、保護者の目が届かないところで活動します。
そんな子供たちの安全を守るため、道路上の危険を知ってもらいそれを回避する能力を育成します。

【教室の内容】

車両が左折するときにおきる「内輪差」。
それを児童たちへ分かりやすく伝えるために風船を使用しました。
実際にトラックを走らせ、内輪差位置に風船を置きます。
トラックの後輪が風船に接触するのを見て、危険を認知してもらいます。
後輪が当たり風船が割れるのを見て、子どもたちは
「あの風船が自分だと思ったら怖い！」と話してくれました。

トラックによる制動距離の実験では、40㎞/hと50㎞/h　で2度走らせ
同じ停止線でブレーキを踏んだ時のトラックの停止位置を目視確認しました。
ブレーキを踏んでから車体が止まるまでの距離の差がスピードによって変わることを
感じ、児童たちも大変驚いていました。
また近くで見る急ブレーキも大変印象に残った様子でした。

トラックの前に児童に立ってもらい、別の児童が運転席に乗車しました。
これにより運転者の死角を理解し、小さい子供が手を上げることも納得できたようです。
さらに死角が多いことにも気づき驚いていました。

様々な角度から道路上の危険を知ることが出来ました。
知ることにより交通事故にあう危険性を低下させることは可能です。
自分自身を守る力を育てるサポートをし、子どもたちを守っていきたいです。