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DPF&インジェクター洗浄剤
インジェクターの不具合で起こる現象
1)車の振動や異音が大きくなった
2)出力、加速性能、燃費が悪くなった
3)黒煙や白煙が多く発生する
4)始動時にエンジンが掛かりにくい
5)エンジンが突然停止する
こんな症状の場合はインジェクターにデポジットが付着しレール圧が低くなることより、燃料流量が低下するために起こります。
インジェクターが詰まる原因
軽油に含まれている低温流動性向上剤が原因
軽油を使う以上避けられないインジェクターの詰まり。インジェクタの不具合は様々なトラブルを引き起こす原因になります。
軽油は石油(原油)を蒸留精製して得られる沸点範囲200℃~350℃程度の炭化水素の混合物であり、原油の種類、製造方法などにより、低温での特性が異なる軽油が生成され、地域や季節に合わせて1号、2号、3号まで5種類の軽油が流通しています。
軽油には蝋分(n-パラフィン)が含まれており、低温下で炭素数の長い蝋分が結晶化して析出します。この蝋分によって燃料フィルターが閉塞し燃料供給ができなくなることも。これを防止するために開発された低温流動性向上剤を添加しているのですが、この低温流動性向上剤がデポジットの原因となっています。
さらに、インジェクタの先端に炭化物が付着することがあります。炭化物の花が咲いたように見えるため「カーボンフラワー」と呼ばれています。 カーボンフラワーの付着により燃料噴射が適切に行われなくなり、様々な不具合を引き起こします。
トラックのインジェクター
圧力をかけて燃料を細かくする
コモンレール式エンジンでは、最大で2000気圧まで加圧。これは燃料を高圧で噴射することで燃料が細かい霧状になり、表面積が増すと共に、空気ろ混ざりやすくなり効率よく燃焼します。
燃料の表面積は小さければ小さいほど良い
分かりやすく例えると。
1ℓの軽油を半径5cmの球体にした場合、全表面積は600c㎡。
1ℓの軽油を半径5mmの球体にした場合、全表面積は6,000c㎡になります。
つまり、霧の半径を10分の1にすると、表面積は10倍になり、少ない燃料で効率よく燃焼させることが出来ます。
軽油を使う以上避けられない!
軽油から低温流動性向上剤を抜くということはできない!
つまり
インジェクターの詰まりは
必ず発生する!
避けられない!
インジェクターの汚れはどこから来るのか?
燃料とエンジンオイル
- 燃料内の様々な成分が変化し、汚れとなる
- 汚れには粘性があり、従来の添加剤では洗浄できない(ニードル作動不良につながる)
- 燃焼によるカーボンや酸化物がインジェクター先端に付着する
- エンジンオイルの蒸発油酸化物を作り付着する(噴射ノズルの開基による不完全燃焼)
軽油の等級とその違い
軽油は石油(原油)を蒸留精製して得られる沸点範囲200℃~350℃程度の炭化水素の混合物であり、原油の種類、製造方法などにより、低温での特性が異なる軽油が生成され、地域や季節に合わせて1号、2号、3号まで5種類の軽油が流通しています。
1号軽油:夏用
2号軽油:冬用
(低温流動性向上剤が多い)
3号軽油:寒冷地用
(低温流動性向上剤が多い)
(10月頃から5月頃まで詰まりやすい状況が続く)
DPF関連の改善
DPFが詰まる原因
燃焼温度上がらないエンジンオイルに含まれている金属
前段酸化触媒とDPFを詰まらせている原因物質は、燃料やエンジンオイルが燃焼した際に発生する「煤」とエンジンオイル。さらにはエンジンオイルの添加剤として混合している金属類(多くはカルシウム)です。
前段酸化触媒が閉塞している原因物質は煤、エンジンオイル、未燃燃料の混合物です。寒い時期は自動燃焼のタイムアップによる温度不足。
さらにはシャッターバルブ等の不具合など車両に何らかのトラブルがあり燃焼温度が上がらないことで発生します。DPFが閉塞する原因ですが、煤とエンジンオイルは自動燃焼や強制燃焼によって燃えるため、DPFにたまり続けるということはないのですが、エンジンオイルの清浄剤や分散剤などに含まれる金属は燃焼せずにDPF内に堆積(アッシュと呼ばれています)。これがDPFを詰まらせる大きな原因となっています。
新添加剤を燃料に投入後、走行距離が伸びたと同時にこのようになる
DPINEマルチクリーナー
ディーパイン マルチクリーナー
最先端技術のインジェクター& DPF洗浄用燃料添加剤
ディーゼル車両用、最強のクリーナー
インジェクター内のデポジットだけでなく、ノズル先端に付着しているカーボンフラワーの除去。
燃焼触媒(酸化セリウム)による燃焼温度の昇温により、前段酸化触媒およびDPF内部の炭化水素系混合付着物の燃焼除去。さらに排気管内噴射ノズルの詰まり解消。
DPINEマルチクリーナーを使用するメリット
1) DPFの自動再生インターバルの向上、再生時間の短縮により業務効率が向上
2) 点検や修理のために入庫する回数および作業時間が減少することで、車輛の稼働時間が向上
3) 手動再生回数が少なくなることで車輛の稼働時間が向上
4) インジェクター、DPFの寿命が向上するため、部品交換費用が軽減
5) 部品の交換作業工賃、点検費用、清掃費用が軽減
燃料タンクに入れるだけ!
この1本で2つの効果
1.インジェクターの詰まり物質を除去
2.DPマフラーの詰まりを除去・防止
使用量の目安:100Lの燃料タンクに対して500ml