2025.8.23 夏季全体会議 

安全への誓い:全ての土台は「健康」


安全は全てに優先する」という揺るぎない信念のもと、社長は改めて安全への決意を表明しました。
他社の2022年に発生した事故事例に触れ、居眠り運転の可能性があったことを教示しました。
自身の健康管理が事故防止の第一歩であることを強調しました。
会社としても、健康診断やSASの診断結果をもとに、社員一人ひとりの健康維持に積極的にアプローチしていく方針が示されました。
また、学び続けてきた安全へのノウハウを、社員だけでなく協力会社とも共有し、業界全体の安全意識を高めていくことを約束しました。

業界の未来と、私たちの存在意義

物流業界に追い風となる「新物流2法」の改正について、その概要が共有されました。
法改正によって下請法が大きく変わる中で、私たちが選ばれ続けるためにはどうすべきか、その問いが投げかけられました。
今回の会議で共有される安全への意識、そして会社が目指すビジョンを全社員が共有し、未来の物流業界を牽引していく存在となることを誓いました。

 

防衛活動中間報告:

15年のデータが示す、事故多発時期の傾向

過去15年間のデータを分析。当社の事故件数は例年、上半期、特に7月、8月、9月に多く発生する傾向があります。
しかし、今年においては、皆さんの日頃の努力と安全意識の向上により、この期間に事故がほとんど発生していません。
この素晴らしい成果は、定期的な安全防止グループ活動や、事故統計データに基づいた自己分析が実を結んだ証です。

このままの安全運転を維持し、この上半期を無事故で乗り切りましょう。

万が一の事故を起こしてしまった時の行動にも、プロとしての自覚を持つ必要があります。
事故直後の言葉や行動一つで、事態を最大限に悪化させることも、最小限に抑えることもできます。
事故を起こした際は、決して動揺することなく、冷静かつ誠実な対応を心がけてください。

日々の安全運転への意識に加え、緊急時の正しい対応を身につけることが、私たちプロドライバーの使命です。

車両点検の重要性と意識統一

運行前点検の重要性について、良い例と悪い例が示されました。
タイヤのパンクに気づき事故を回避できた成功例に対し、点検不足が原因でお客様に多大な迷惑をおかけした事例を共有。
再発防止策として、リーダーと連携した車両点検のチェック体制を導入し、全社員の点検知識と意識を統一していくことが発表されました。

フォークリフト作業における安全性の追求

フォークリフト作業中の事故についても報告があり、講習会の再開が事故件数減少に繋がったことが示されました。
さらに、今年度の講習会では、より実践的な内容(異なる荷姿のパレット作業、狭い場所での安全確認など)を取り入れ、危険を見抜く力を養うことに注力。
その結果、今年度7月現在、フォークリフトによる事故はゼロ件で推移しており、このまま事故ゼロを継続するよう呼びかけがありました。
最後に、リーダーは「真の安全は日々の意識と行動の積み重ねから生まれる」と力強く述べ、プロドライバーとしての自覚を持って、今後も全員で安全を追求していくことを確認しました。

ドライバーの誇りを称える

日々の努力を称えるドライバーズコンテストでは、白熱した技術の競い合いが繰り広げられました。その優勝者が表彰されました。
このコンテストは、自身の運転技術や日常点検の知識を客観的に見つめ直し、改善していくことを目的としています。
それは個々の能力向上だけでなく、トラック運送業界全体の地位向上にも繋がる重要な取り組みです。
栄えある優勝に輝いたのは、昨年に引き続きHさん。見事、2年連続の優勝という快挙を達成しました。
表彰式では、社長よ
り優勝リングが手渡され、全社員の拍手が送られました。Hさんの卓越した技術と安全意識は、全ドライバーの模範となるでしょう。

 

また、皆さん【マイスタードライバー】をご存じでしょうか?
この度、当社のHさんとMさんが、マイスタードライバーとして正式に認定されました。
これは、長年にわたる無事故・無違反の実績に加え、卓越した技術と安全意識が認められた証です。
全ドライバーの模範となる2名に、心からの拍手を送ります。

 

交通安全アドバイザーによる、安全運転講習会

交通安全アドバイザーである長森先生をお招きし、安全運転講習会を開催しました。
今回は事故が多発する交差点での注意点に重きを置いた内容でした。
実際の事故映像を基にした講習で、参加者は危険予測のポイントを改めて学ぶことができました。

事故に繋がりやすい「気抜き運転」「手抜き運転」「ぼんやり運転」の危険性や、運転時の「驕り・怒り・焦り・疲れ」という4つの凶相について警告がありました。
また、安全運転義務違反についても深く理解を深め、プロドライバーとしての責任を再認識する貴重な機会となりました。
この講習で得た知識を活かし、安全を第一に行動してまいります。

今回の安全会議には、社員に加え日頃よりお世話になっているお客様、協力会社様にもご参加いただきました。
皆様からの温かいご支援と貴重なご意見は、私たちの安全への取り組みをさらに強化する大きな力となります。
プロとしての誇りを胸に、今日の学びを日々の行動に移し、お客様、そして社会に信頼される物流品質を追求してまいります。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

 

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