日頃よりセイリョウラインをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
いよいよ本格的な冬を迎え、忘年会や新年会など、社会全体でお酒を飲む機会が増える季節となりました。
運送業界において、飲酒運転の根絶は最も重要な社会的責任であり、弊社ではこの時期、例年以上に気を引き締め、厳格な安全管理を行っております。
■ 「安全第一」を証明するための弊社の決断
本年、弊社では点呼時のアルコールチェックにおいて、基準値を上回る数値が検知された事例がございました。
その際、弊社では即座に該当ドライバーの当日の乗務を停止し、出勤停止の措置を講じました。
配送スケジュールの調整や代替車両の確保など、業務上の影響はございましたが、弊社において「安全は、いかなる利益や効率よりも優先されるべきもの」です。
基準を少しでも超えている状態でハンドルを握らせることは、地域の皆様の安全を脅かすだけでなく、お客様の大切なお荷物をお預かりする資格を失うことだと考えております。
たとえ厳しい状況であっても、ルールに基づき「乗せない」という決断を揺らぎなく行うことが、プロの運送事業者としての誠実さであると確信しております。
■ 飲酒運転根絶に向けた具体的な取り組み
高性能アルコール検知器による全件チェック: 出庫前・帰庫時の対面点呼にて、全乗務員に最新の検知器による測定を義務付けています。
「宿酔(二日酔い)」リスクの教育: お酒が体から抜けるまでの時間には個人差があることを再認識させ、深酒の禁止や飲酒時間の徹底管理を指導しています。
社内コミュニケーションの活性化: 「体調が悪い」「昨日少し飲みすぎたかもしれない」と、正直に申告できる風通しの良い職場環境づくりに努めています。
IT点呼・高性能検知器による多重チェック: 全車両・全拠点において、誤差の少ない高性能なアルコール検知器を導入し、数値をごまかす余地のない厳格な管理を行っています。

■ 結びに代えて
私たち運送業界にとって、年末年始は物流を支える正念場です。
しかし、その忙しさを理由に安全を疎かにすることは決してございません。
厳しい自浄作用を継続することで、どこよりも透明性が高く、安全な運送会社であり続けることをお約束いたします。
地域の皆様、そしてお取引先様に「世界一安全な輸送」をお届けし続けることを誓います。
繁忙期の寒波や路面凍結など、厳しい状況が続きますが、全社員一丸となって安全運転を徹底してまいります。
今後とも、セイリョウラインに変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。